習近平氏 万博開催は国家がやることであり 上海の科学発展実現の重要な契機である
2007/08/07
万博開催は国家がやることであり、上海の科学発展実現の重要な契機である。上海はこのチャンスをしっかり掴み、全力でより良い条件を創造し、より大きいブランドを打ち立て、より広い範囲で、より高い段階で、万博の効果を拡大する。他省市と共に万博がもたらす発展のチャンスと成果を共に享受する。上海万博を歴史的な標識となるだろう。
挙国で万博を開催することをしっかりと確かめる
習氏は次のように話した。胡錦涛総書記が強調しているように、万博を順調に開くことは、上海の科学発展を実現するための重要な契機である。また、上海の今後の一時期の発展の重要な推進力でもある。必ずこのチャンスを利用しなければならない。温家宝総理も、上海で万博を開くことは中央の決定であり、上海は全国の上海で、上海万博を順調に開催することは上海の責任だけでなく、全国の責任であると指摘した。
上海万博を開くのは国家の仕事である。上海万博は中国が主催し、上海が担当するという位置付けを、まず確固とさせる。万博会そのものは「入れ物」であり、上海は万博開催の「窓口」である。最終的に展示されるのは全国家のイメージである。万博を開くことは、上海の力だけに頼るのは無理であり、全国の力を合わせなければならない。万博は上海の発展を進め、そして上海を通じて全国の発展推進に役立つ。「準備」「開催」そして「後利用」。この全過程は全体的な視野を体現し、全局の効果を形成する。万博の成功を審査するため、まず国家戦略、国家の決定と万博の国家に対する貢献を結び付けるべきである。
揚子江デルタは万博の核心地区である。揚子江デルタの一体化を進める過程で、万博のチャンスをどのように共同に利用するか。それは重要なことである。江蘇・浙江・上海この2省1市の共同の考えは「チャンスを共に捉え、資源共有、テーマ共演、共同活動、評判を共に作る」である。全国の各省区市について言えば、万博エリアの建設と将来の中国地方館の展示にいずれも参加でき、共に万博を順調に開催するのである。展示であっても観光客であっても、国内各省区市は多くの部分を占めるはずで、上海万博を上海、揚子江デルタ限りの展示会にならないようにしなければならない。
万博は上海の科学発展実現の重要な契機である
今後数年、上海について言えば、「成功し、すばらしい、忘れられない」という万博を開くことは、工作のポイントである。習氏はこう話した。
万博の準備、開催、後地利用は、今後数年の全過程、新たな市委の任期を貫くことである。必ず万博を重大な契機として、重大な任務として把握し、推進しなければならない。「上海万博が成功できるかどうかは、我々の期の党委、政府の工作が成功するかどうかの標識である」
現在、全国は科学発展観を深く徹底的に実行し、積極的に平和な社会の建設を進めている。この基本的な指導思想は、万博の理念と完全に合致している。上海万博のテーマは「より良き都市、より良き生活」である。現在の党と政府の執政理念とも十分に合致している。上海万博のテーマは、上海の科学発展観を深く徹底的に実行し、発展を進める契機でもある。上海はこのチャンスをしっかり掴んで、十分に利用し、各作業をより良く完成させ、上海人民の生活をより良くさせる。
準備作業を順調に進め、運営サービスと市民の資質向上にチャレンジする
上海万博の主催者は、二つの万博の歴史的記録を創造する計画である。一つは展示に参加する国と国際組織が200に達すること。二つ目は国内外の見物客が7000万人に達することである。7月31日まで、すでに158の国と国際組織が展示参加を確認した。国際的な展示招致目標の80%近くになっている。「我々の予測によって、今年の年末に国際展示招致事務は170が完成でき、来年は200の目標も完成できる」と、習氏は語った。
万博エリアはもともと1.8万戸の住民がおり、現在は全部立ち退きが終了した。約270の移転企業の多数は移転契約にサインした。今年末に、企業の移転は全部完成し、エリアの土地は全部空くようになるという。
今年から、万博エリアの中国館、テーマ館の建設を始めることが出来、展示参加の国が自ら建てるパビリオンは年末に完成できる。黄浦江を通るトンネル、鉄道交通などの万博と合わせた市政インフラ建設と万博エリア運営計画は、準備全体計画の時間通り順調に進んでいる。上海が現在、全面的に建設している12本の鉄道交通を例とすれば、2010年まで、全市の鉄道交通運営路線は400キロメートルに達する。全世界で鉄道交通運営路線が最も長い都市の一つになる。
現在、上海の万博準備作業は、まだ見物客の流れとエリア内での接待能力、交通問題のギャップいう問題に直面しており、市民の文明素質もチャレンジすべき問題である。
上海は現在、「百万市民が二つの言葉(標準語と英語)を学ぶ」「百万家庭でマナーを学ぶ」などの活動をしている。上海は全市民が万博に参加し、万博を迎えることを、精神文明建設の具体的な目標とする。万博を準備するという難しい過程の中で、市民の文化レベルと文明素質を継続的にアップさせていく。
万博は必ず万博による立ち退きを通じて民生を改善する。上海は新たな市区、新たな市域が誕生し、古い企業の新入生と市民の生活は明らかに改善するという「三方得」の局面を実現した。1.8万戸の住民は引っ越す前の居住面積はわずか30平方メートルしかなかったが、引越後は75平方メートルに倍増した。新たな団地としての万博団地に引っ越した住民は、いずれも「比較的満足、あるいはとても満足」と答えている。政府と市民の「万博開催を通じて市民の生活を改善する」という願いは実現している。
習氏は率直に語った。上海の党?政指導者は、心の中に責任感、圧力がある。それはどのように上海市民の生活をより良くさせるかということである。万博は、必ず人民の生活を前進させる作用を体現しなければならない。万博は市民を不安にさせるものではなく、安定させるものである。大衆の生活レベルを低くさせるのではなく、豊かにさせるものである、と強調した。
交通は今、上海市民が注目する重点問題である。万博と関係する一連の交通改善の施策は全市的、全局的なものである。いったん、このインフラが全面的に完成すれば、上海の公共交通状況は全体的な改善になる、習氏は自信満々に話した。
古い建築の価値は金で評価できない
上海は万博エリア内の多くの歴史価値のある古い建築と使用価値のある建築を、どのようにするかという問題について、習氏はこう答えた。都市に個性がないなら、魂もない。中国の都市建設は日々進んでいる。だが、自らの歴史文脈を続け、延長しなければならない。都市の中の古い建築は、「老人」のように出来るだけ保護しなければならない。
上海という開港以来160年以上も経つ都市について言えば、文化の蓄積も160年以上あり、古い建築に含まれている価値は、金銭では計り知れないものである。上海の方針は、全体を保護し、合理的に利用するということである。万博を開催するということは、保護と利用の価値がある建築は、可能な限り保護し、可能な限り利用することである。
現在の計画では、万博エリア全部で建築面積200万平方メートルに達する各種建築の中で、保護される建築や古い建築は38万平方メートルもある。元の工業用建築は、他の各種の用途に変更する。展示館、レストラン館、オフィスビル、博物館などになる。特に江南造船会社は、中国近代工業の発祥地として、全体を上海近代工業博物館群にすることになった。
古い建築の価値は、万博期間に、十分利用できる。万博後も拡大して利用できる。歴史建築の保護の面で、上海は絶対に真面目に対処し、原則を堅持する。そして、合理的に、たくましく利用する。「古きを素晴らしいものに変える」
「素晴らしく、成功した、忘れられない」という評価指標
習氏はこう話した。「成功した、素晴らしく、忘れられない」というものは、上海万博の追求すべき目標である、この言葉は目標の高さの概括であり、相互に関係がある。
「成功した」については、中華民族の文化と精神は、伝統的に素晴らしい文化であったにしても、中国の現代化発展と共に進み、精神的風貌を高揚させており、もし万博という「窓口」から十分に現すことが出来れば、国家の任務を完成したと言えよう。もし、万博を通じて、各省区市の知恵と力をより集中させ、より広範な民族の団結を形成し、区域の間の協力をより緊密にして、科学発展、持続可能な発展、自然と調和した建設、環境保護建設を宣伝する面に広げ、深い影響を持てれば、上海万博は成功することができる。
「素晴らしく」の要求は単に機械的に指定された動作を完成させるだけでなく、明るい美しさも表現する。その中には、生命力の体現、芸術の要素もあるべきで、普通のものとは違うことを表現する。上海万博は初めて発展途中国で開かれる。そして、初めて人口最大の国家で開かれ、初めて「都市」をテーマとする。このチャンスを捉えて、特色を体現するべきである。
「忘れられない」について、前述した二つがあるなら、自然に忘れられなくなる。忘れかねるということは、記憶の中にあるいい物事が残るだけでなく、重要なのは人を励ますことが出来ることである。将来の発展に進む精神力と物質的基礎になる。上海は努力を通じて、上海万博を歴史的な標にし、中国人民が昔から勇敢に前進することを示して、忘れられない記憶となる。
(実習編集 王ロヨウ)








