「紫蚕島」で「笑顔のつながり」、日本館の愛称とシンボルマークが決定
2009/04/20

記者会見現場

日本館のシンボルマークを説明する塚本弘氏

日本館の展示概要を説明する若松浩文氏
中国2010年上海万博日本国家館が20日午前、上海と日本で同時に記者会見を開催し、日本館のシンボルマーク・「笑顔のつながり」、愛称・「紫蚕島」、展示概要と同時に、日本館の協賛企業・団体リストも発表した。2010年上海万博日本展示エリア総代表の塚本弘氏、日本館展示ディレクターの若松浩文氏らが記者会見に出席した。会議は、日本貿易振興機構上海センター副所長の花田美香女史が司会した。



日本館のシンボルマーク・「笑顔のつながり」

日本館の内部イメージ
塚本氏によると、2月末から募集を開始した日本館の愛称募集は3,588通(うち96%の応募者が中国人)の応募を受けて、元中国大使・財団法人日中友好会館副会長の谷野作太郎氏を委員長に有識者で構成される審査委員会が、その中から中国女性の提案である「紫蚕島」(ズー・ツァン・ダオ)に決定した。選考理由として、大きく三つのポイントが挙げられる。①「紫」は日本館建築の外観に近い色彩であるとともに、日本中国両国において高貴な色であること②日本館の建築の形状が「蚕」の繭に似ているとともに、「蚕」は中国において不老不死の象徴であること③「蚕」の繭を原材料とする絹の製法は、中国から日本に伝来したものであり、中国と日本の「つながり」の象徴の一つでもあること。会場内で、日本館を探してもらう際に、「紫蚕島」と覚えると便利であるだけでなく、未来に向かって、理想が高く、永続的に成長、発展していく日本館としてのメッセージをも表すネーミングとなっている。
シンボルマークは、「笑顔のつながり」(中文訳:微笑相联/英文訳:Smile to Smile)をテーマにしたもので、日本館のメッセージのキーワードである「つながり」、特に「心のつながり」を大切にする気持ちを表現している。デザイナーは、JAPANの頭文字Jを顔の輪郭に使った4人の笑顔が重なっている姿を表現している。そして色合いは、日本と中国の友好のシンボルとして、日本館の展示に登場する朱鷺(トキ)の色でもある。今後、上海万博日本館のPRに使用される統一マークとして、日本館の外壁に掲出される他、ホームページやパンフレットなどの様々なツールなどに使用していく予定だ。

ゾーン1:つながりの驚き(遣唐使を中心に)

ゾーン1:つながりの驚き(つながり後の開花)
日本館の出展テーマは、「こころの和・わざの和」、メッセージは、「つながろう!調和のとれた未来のために」。「過去」ゾーンの遣唐使、西陣織など中国文化、技術の日本での継承の展示、「現在」ゾーンのアニメーション、ロボットなど技術と映像の展示、「未来」ゾーンのオペラなどの公演によって、「こころの和」によって人間が直面する環境問題を解決し、「わざの和」が実現される。三つのゾーンの見学時間は1時間ほどであり、1500人の来館者を収容できる。なお、日本館のテーマは、朱鷺が、中国の協力と人々の地道な環境保全や復活にかけた活動を通じて、日本の空に再び舞い戻るというストーリーを通して表現する。
また、塚本氏は22社の協賛企業・団体リストも発表した。トヨタ自動車・キャノン・パナソニック・電気事業連合会・NTTドコモなどの著名企業である。協賛金額は62億円で、日本館の総費用130億円の半分に近い。塚本氏によると、今後、協賛企業が増える可能性もあるという。
日本館展示ディレクターの若松氏は「2010年上海万博の日本館は、海外で開催される万博出展で最大規模、投資規模が最多で、初めての官民一体での出展であり、初めてのライブ舞台があるものだ」と語った。

ゾーン2:高齢化問題

ゾーン3:「心のつながり」を育む技術

ゾーン3:「心のつながり」と「開花」

展望空間:自然環境と人間活動から出来た日本人の心
(編集:曹 俊)








